<やっぱりうどんは・・・・醤油だけで食うものなのか!?>
いや〜また来てしまった、性懲りも無く。吉祥寺にある「いぶきうどん」さん。なぜかスタフさん達の女性比率がとても高く、中には「Miss 吉祥寺!」と褒め称えたい(大げさ)な方も健気に働いておられるではないか!。・・・・食器を返すとき、照れました(笑)。
こちらへ来るときは、おそらく今後、いつも瓶ビール込みで食ってるはずです。もはや、うどんより、350円黒ラベル生中瓶の方が目当てになっております。そんな状態で、つまみが欲しくなりますが、こちらでは、各所に「伊吹いりこの素揚げ」が丼に提供されていて、うどんのトッピングにするも良し、ビールのアテにするも良しで、サービス状態なのです。これから夏場にかけて嬉しくてきっと通う!。
今回は、「ぶっかけ」ではなく、「おろし醤油」とした次第。それでは余りにも寂しいので、「舞茸天」をトッピングいたしました。関西転勤後半に、うどんに目覚めて店巡りをしましたが、ある日同僚から、「うどん好きなら、ぶっかけじゃなくて、醤油のみで勝負でしょ!」と言われてショック。「ぶっかけ」でも、うどんカルチャーショックだったのに、醤油のみで食うとは・・・・うどん好きのワイルドさを久しぶりに思い出しました。本当は大根おろしも必要ないのだが、ここは仕方がない。
給仕を受けたのは、こんな感じ。ビールのそばには、舞茸天。何という美しい風景なのでしょう。個人的に気分は天ぷら料亭気分ですよ。なんたって・・・揚げたてですからね。これがサクサク!ふわふわ!の中に、舞茸独特の歯ごたえと、風味が染み入るーー。軽く醤油だけをかけただけのワイルドさが、計算不可能なまでに、うまさを高めます。鳴呼、舞茸天だったら無限大に食えそう!ビールと共にありがたい至福の時です。
うどんも、醤油だけなら一層シンプルに感じますね。うどんとしてはとてもプリミティブな食べ方でしょうが、一番うどんの素性を確かめられる方式かも!。醤油だけでは塩辛いはずが、うどんにかけるとすでに汁なし系のような絡みつきと味わいの広がりを感じさせます。ここまで確認してから、スダチを絞りかける。麺だけにかかるように注意してね。大根おろしのさっぱりさに醤油が滲み、うどんと絡む寸前にスダチの酸味が心地よい!。噛み付くとうどんの炭水化物が唾液でデンプンに変化し、塩っぱさと甘さがうまく調和するーーー。
もうこれは、うまさで一気に食い続けてしまい、あろうことかビールの存在を忘れてしまって、最後に残ってしまった。仕方ないので、テーブルにある伊吹いりこ揚げをつまみつつ。最後のビールを空けました。嗚呼、極楽極楽、舞茸天にハズレなし!旨し!
ということで今回もご馳走様でした。今後もよろしく!