「讃岐うどん大使吉祥寺麺通団」がいつの間にか閉店しており、私のうどんライフも寂しいものになってしまいました。三鷹駅の駅ナカ蕎麦屋は、珍しく武蔵野うどんを提供していたのですが、こちらもすでに蕎麦専門に変わってしまったし、北口のうどんスタンドは閉店したのか、全面工事をしていた・・・。こりゃたまらん。家に帰っても家族は留守だし、一人のみも泥酔しそうで怖い。
そんなある日、吉祥寺の「いきなり!ステーキ」へ家族で食べに行ったとき、偶然発見したのがこちら「いぶき うどん 吉祥寺店」でして、駅すぐ側という好立地。こりゃ個人的には起死回生的な喜びを感じます。日頃は、麺類はラーメン専門に食い続けているものの、昼間食った家系がまだ残ってる感じがして・・・・こういう時の晩飯は、うどんに限るわけです。
何よりも驚いたのは、350円で瓶ビールをご提供とのこと!。「せい家」に匹敵するサービスですよ。しかもサッポロ黒ラベルですから実に嬉しい!。定番の「とり天ぶっかけ」と合わせて食券を購入してしまいました。
形式としては讃岐うどん。店内で打ってるとは思えませんが、寝かせた麺帯はたくさんストックを抱えているようでして、麺切りは機械でこの店の中で行われています。スタフ全員女性というのもユニークなところでして、そのせいか女性客も多い。何にしても女性の方が何事も優秀で、仕事作業や接客なども申し分ございません。
さてその「とり天ぶっかけ」ですが、やはり麺類としては「うどん」はしっくりと来ますね〜。私は関西オリジンですからうどんは、本当に馴染むのです。切られた部分の角が少し膨らんでいて、微妙な細かい切れ目が所々に、麺の地肌にお見受けする。しかし舌感触には一切現れず、汁が濡れることによる浸透に寄与するようです。スベりはとてもシルキー。麺類の中では一番滑らかなのはうどんなのかもしれません。
歯ごたえは外が柔らかくて中が少し密度感ある。太い分だけ咀嚼動作が大きくなり、食べ応え感に通じるかもしれません。太いので、薬味ねぎは引っかかるというより貼りつく。ズボボボボーーっと大きく太麺をすすりあげても、ちゅるりん!と収まりがいいのもFEEL SO GOOD!でございます。
店名の「いぶき」は、香川県瀬戸内海の伊吹島からきたもの。伊吹島といえば煮干し(いりこ)の有名ブランドでして、うどんの出汁といえば関西ではこれでしょう。・・・なーんて知ったかぶりはやめて、ここ数年で知りました。煮干しラーメンで有名な店がそう名付けるのでなんでか?と思って調べただけー。冷でぶっかけにしたから、煮干しの風合いはちょっと感じとりにくかったですが、いつか温麺にして風味を確かめたいと思います。
とり天がまた美味い。身が大きいし、衣もサクサク感がキープ。そこをあえてぶっかけの汁に浸して、半分柔らか状態でがぶりと噛み付く!。肉汁が溢れるとまではいかないものの、あっさり味でうどんにはぴったりの相性です。
そしてこのとり天をつまみにしながら、瓶ビールをあおる!。ああー、この日一日色々あったことが、走馬灯のように脳裏を駆け巡りますなー。思いっきりサラリーマンしている自分に笑ってしまうかも。
ともあれ、ここはしばらくベースにしたいと思う次第でして、今後は頻繁におとづれることでしょう。ぼちぼちと、いろんなメニューをアップしてまいります。今日は、初訪問で楽しかったけど、今後もよろしくー。今日もごちそうさまでした!
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