うどん啜ってきばります

なんだかんだで・・・うどんを食べてしまうのだ

【今週のうどん79】 蕎麦一心たすけ 田町店 (東京・田町) 天ぷらうどん・春菊天

<大人の味・・・春菊天>
 
真夏日が続く中、当分は熱いうどんは食えないな〜と思うと、急に肌寒い朝があったりします。体調を崩しやすい季節、寝不足で怠い体を引きづって・・・山手線で移動。乗り換えで、JR田町駅から都営三田駅に乗り換えるのに、好都合な「蕎麦一心たすけ」さんに今日もやってまいりました。相変わらず朝早くからオヤジ達で盛況。ほぼこの季節、皆さん「冷たいそば」と言うオーダーコールが続く中、「温かいうどん!」と伝え流れを切るオレです。いつもこんな感じだから、面割れしてることと察します。
 

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「うどんお時間いただきますが〜、よろしいでしょうか〜」
 
などと言わなくても分かってるよね的な、常連の人間関係が、既に成立しております。しかし店主から出来上がりコールがかかり、オレがトッピングの天ぷらを選ぶ際には、「いつもお待たせしてすみません」と声を添えられるから、またこの店が好きになるのです。「いただきます」と「ありがとうございました」の数は、この店では同じなのです。
 

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さて春菊天。好きなのだけど、個人的には頻繁に食うことを禁じられている一品です。どうもシュウ酸とか言う成分が春菊には入っているらしく、腎臓に良くないとか。だから今回は我ながら珍しいメニュー選び。
 

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この天ぷらは、ダンディーな味わいですな。春菊独特の苦味は、清涼感と渋みの紙一重な味わい。そこをサクサクと上手に、しかも肉厚なかき揚げ風に仕上げているから、衣の旨さがものすごく加わる。なので渋みがうまくまとまり、生かされていて、まさに大人の味といった風情です。先日の紅生姜天といい、オヤジの好みをピンポイントで突いてきます。
 

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相変わらず、うどんの扱いが丁寧。茹で上げ→流水で締め→温め直し、この処理を朝の混雑ピークでオレだけに時間を割いてくれる。当たり前のようで職人魂を感じます。うどんのコシのハリが、ほかの立ち食いうどんとは別格。比類なき旨さです。しかし、改めて感じたのは、やはり春菊天は蕎麦の方が、相性がいいかもかな〜ってことかな・・・・。
 

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オレももうすっかり、東京にいる方が長くなったので、関東風の出汁でうどんを食うのも抵抗ない。それどころか旨しと感じるようになって久しい。やや醤油色に濡れた太うどんが旨い。醤油の中にカエシを感じるし、節系のエキスもしっかり煮出されてる〜。胃に染み渡る喜びに、朝から包まれるのであります。
 

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朝からいい仕事のをいただいて感謝!。今日も本当にごちそうさまでした!。
 
 

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