<もっと肉をくれぇ〜(笑)>
もう相当にこの店で食い散らかしている自負が芽生えた私です。今日も、帰りがけに瓶ビールのついでにと言えば失礼かもですが、「いぶきうどん@吉祥寺」さんへとやって参りました。もう一通り、トッピングは制覇したつもりで、「さて何を選ぶか」と偉そうに嘯いていたところ、「肉うどん」が未食なのを気づいてしまいました。
「肉うどん」・・・それは、関西オリジンの庶民にとっては贅沢なフレーズ。何かいい事あった日や、競馬で当てた日には、普段の素うどんから一気に昇格するメニュー。それが「肉うどん」。完全に今まで忘れておりました。ただ、真夏日だったので、ぶっかけで今回はよろしくです。
それにしても、久しぶりだなーーーー肉うどん系。10年は食ってないメニュー。すっかり関東の人間に染まってしまいました。ウキウキ気分で待ち受けていると、カウンターで受け止めたのがこの麺顔です。
・・・・・絶句。券売機の絵と同じようにとは言わないが、肉が少なくね・・・。素ぶっかけが290円に対して、肉ぶっかけは600円。差額310円の質感としては、寂しすぎる。思わず、無意識に、スタフさんにメンチ切ってしまいました・・・(ホントごめんな)。5秒は呆然として受け取ったまま立ち去らないオレでしたので、後客から逆にメンチ切られました。オヤジ早くどきなよ!って眼力で。
幾ばくかのストレスを感じ、しょうもない意地と、拗ねる気持ちがあいまって、うどんそっちのけでまずはサッポロ黒生を飲むことに集中します。何かを抑えるために・・・・。
そして、うどんを食いだす。旨い。肉は、一瞬で全部飲み込んでやりました。
ただ、甘辛い牛肉のエキスは、ぶっかけの出汁に溶け込んで、ネギと天かすの風味も追加で溶け込んで・・・・悔しいけど旨かった!。
麺ライフLOVEな私なんだけど、ちょっぴり切ない気持ちの一杯でした。長年、麺ライフ続けていると、こういうことも誰にもあるよね。今回は水に流して、また再訪問しますよ。だって、基本的には旨い店なんだから!(ここは揚げ物トッピングがオススメだと知った)。
とりあえず、ごちそうさま。今回は愛のムチってことで。
この店は旨いのは承知ですよ!