<ますます・・・「たすけ」にのめり込んでしまってるオレ>
品川から朝飯ゲットするために、一駅移動・・・・今日も田町駅前の「蕎麦一心 たすけ」さんで、天ぷらうどんを食します。もう山手線が品川から田町に移動する中でも、どんな天ぷらをのせようかと、気もそぞろです。
今回は激しく迷いました。なんとこの日は、デカい鰺天ぷらが並んでおりまして、なす天とサイズではいい勝負です。しかし・・・・レギュラーメニューから攻めたいので、今回は「紅生姜天」とさせていただきました。
相変わらず見事です。讃岐うどん系の店なら、時々見かける紅生姜天。個人的感覚では、西日本で好まれる天ぷらかと感じてます。それが東京ど真ん中の、立ち食いそば・うどん屋で食えるとは嬉しい限り。見かけるタイプは大きくスライスされたのを串刺しみたいに揚げたのが多いですよね。でもこちらは、細かい紅生姜をかき揚げ風に仕立てたものです。これがサクサクとして旨い。ジリジリとするあの独特な清涼感ある苦みも、天ぷらとなれば、角がまるまった刺激となり、炭水化物とよく合います。
私はあえて、全部出汁の中に一旦沈めてしまいます。やや水分を含んだ天ぷらも旨いですが、出汁に風味が移るから。天ぷら衣が出汁に溶けて甘味を染みこませると同時に、紅生姜の味わいも出汁に浸透します。するといつもの出汁がより一層、イキイキとした塩気を発揮し、食欲を一気に刺激。また紅生姜自体も、さらに食べやすくなりますから、一石二鳥とはこのことでしょう。
今回は、ご店主さんは、朝のピークが過ぎたところで遅い目の朝食の最中に訪問したので、代わりに女子スタフさんが対応してくれました。ちゃんと一から茹で上げて、一旦流水に落として粗熱とヌメリをしっかりと除去。そしてテボに入れて再び温めなすという手順を忘れません。良くあるエキナカの立ち食いとは格段の質感。これで420円だから恐れ入ります。五反田の「おにやんま」のとり天ぶっかけだって420円(だったっけ?)。甲乙つけ難し。今のところ、個人的には「温うどん」なら「たすけ」。「冷うどん」なら「おにやんま」という使い分けをしてますが、いずれ本格的な夏を迎えて、こちら「たすけ」の「冷うどん」も順次食していきたいと思います。
さて、次回訪問ではなにの天ぷらを食おうか、すでに帰り道で悩んでる(笑)。実は蕎麦では「春菊天」の人気が高そうに感じるので、つぎはそれかな・・・・なんて。
とにかく今日も美味しかったです。本当にごちそうさま!。