うどん啜ってきばります

なんだかんだで・・・うどんを食べてしまうのだ

【今週のうどん24】 手打ちうどん 丹後屋 (兵庫・宝塚) ぶっかけうどん

【7年ぶりに中山寺に行ってみた】

 子供が産まれる前以来だからな・・・・時の経つのは早いというが、年を感じるわけだ(泣)。さて今回の訪問理由は、中山寺への御礼でもなく(すみません)、大阪のアルファベット一文字の有名ブロガーさんの記事を何気なくみていたら、「のけぞる旨さ」とかおっしゃっているものだから、なに〜!これは穴場か!?行かなあかんでしょ!と三田の有名店など目もくれずこちらにクルマを飛ばしました。中山寺のパーキングに隣接するように建っているこのお店。改装したのが最近みたいなこ奇麗さがうれしいです。入店すると、地元の夫婦か参詣客か・・・落ち着いたいい感じの人たちばかり。いかにも家族経営的な雰囲気もナイスです。今回は「ぶっかけ」としました。冷えたツユに浮かんだうどんの映像が美しかったものでね・・・。

 

 

【うううぅぅぅ・・・ハンドメイド感と崇高感が調和しとるね!】

 ここん家の娘さんかいな??丁寧に配膳いただきました。ちょうど生産ロットに滑り込んだらしく、わりと早めの配膳だった約7分弱でございます。見栄えが・・・・添付写真で伝わるやろか・・・・これも丁寧感に満ちています。こういったうどん屋さんて、薬味とか、レモンとか・・・ケチケチしてなくていいよね!早速儀式の如く・・・・・うどんを2本引きずりだして感触を楽しみます(梅田はがくれの大将に教わったかのごとく(笑))。  「シルキー系という細やかさより素朴な感じが好印象!そんなソフトタッチな麺!」  「しかし、後半のねばりが・・・ハードタッチのコシを連想させる・・・ハイブリッド麺!」  つまりはね・・・・両方のええとこ取りなんやけど、うどん切りの端っこが入っていたり、適度にウニョウニョした肌感覚だったりするところが、ハンドメイド感を感じて、崇高系一歩手前の親近感がそこにあります。ええやないの・・・・・。

 

 

【ぶっかけのツユは、引き立て役のようでもあり、奥が深いな・・・】

 日頃、生醤油派なアタクシですが、こちらのぶっかけをいただいてから、ちょっと考え直したかもしれません。なぜって、ぶっかけのツユは旨すぎてもまたこれ・・・・うどんがかすんでしまう・・・。なので、うどんと、なんやったら薬味の次でもええかもしれん・・・・。  カエシの風味で主張することもなく、節系の出汁でまくってドヤ顔した封でもなく、誠にさらりとした旨味の海でして、大根おろしと勝手に遊んでよる・・・。そんな捕らえ所の無い・・・・ぶっかけツユでございます。

 

 

【たまには語ろう・・・・・裏方さんたち】

 ネギは、表面白い部分も見え隠れして、辛さを予感させながらもいたって平静。苦みが先行することも無く、歯ごたえが新鮮さをアピールします。万能ねぎのような・・・水々しいのだけれども、旨味が解けているとか、歯ごたえ残念・・・・という代物ではない質実さを保っています。  花鰹がいいね!もっとおまけしてくれ・・・。うどんのねっとり感とコントラストをなすように、汁を吸い込んだ花鰹が固い部分を演出してくれて、それでいて旨味の固まりですもんね・・・・・。

 

 

 

 総じまして、近くに住んでいたなら週に一度は通うところかな・・・。行列店とはまたちがった「背の丈高品質」がいいんです。ランチのセットとして日替わりセットもありますし、すっと入れてこの品質が食えるのがうれしいだろうな・・・・近所の方は・・・。とうらやましい気持ちを残しながら・・・・、合掌!今日も本当にごちそうさまでした。

 

 

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