<讃岐うどんは、武蔵野風にしもうまかった!>
どうしようもなく腹は減っているが、どうも食傷気味で調子が出ない〜。二〜三年前には、あまり感じたことがないのだが。しかも気分的にヤサグレ気味で、ちょっとでいいからアルコールを引っ掛けたくなる。
しかも時間があまりない。
そんな感じで乗り換えの新宿でウロウロしてて、たまたま見つけた讃岐うどんの看板。ほぼ立食いうどんの感覚なんですが、せいろで提供するうどんと、缶ビールを見つけてしまった。もうここで良いと、自分ではまるで予習もなく突撃訪問です。ちょっと珍しい行動に出てみました。
食券渡して、ボケ〜っと座ってたら、そばかうどんか言えと注意を受ける。てっきり「讃岐うどん」の看板でコールするのを忘れてました。そして先に缶ビールをもらって、出来上がるのを待ちます。
ビール空けながら、じっと厨房見てるオレ。何事?と逆に厨房内からスタフさんにメンチを切られそうになって、すごすごと椅子に座りなおします。すげー!ちゃんとオーダー受けてから生から茹でるのね。その一方で、掃除もpの状態もきになるが〜。まぁ新宿界隈の雑多なエリアだから、少々の食べカスがカウンターで遊んでいるのは、見過ごしましょう。ちょっと舐めてましたが、完成形はこんな感じです。
おおお!意外と整然質実としているじゃありませんか! なんと蕎麦湯まで備わっていると言う気の配り方。最初はうどんの茹で汁?と疑ったんですが、蕎麦湯でした。さて肉汁せいろ。これは、我が住まいテリトリーに地盤を置く「武蔵野うどん」のフォーマットではありませんか!。地粉ザラつきある武蔵野うどんに対して、実に艶やかな極太うどんが横たわります。
こいつがなかなか、この都会の雑踏にあるとは思えんほど本格的で、柔らかいコシがある。肉汁にもよく絡む。太麺には、表面に微妙な割れ目と縦に長い筋が入っており、そこに肉汁が絡むようです。実に汁との一体感が素晴らしい。
さて肉汁のつけだれ。ひやあつで食うには思いっきり熱々でいてほしい。そんなところを忠実に表現しています。豚こま肉が急激に煮られて、成分が少し泡立ちますがそれはご愛嬌ということで。また肉だけでなくお揚げも刻まれて入ってます。これが甘さに拍車をかける。この味わいは、西日本の系譜でっせ。嬉しいい!
いや〜、これはまた自分に等身大の、いい立ち寄りポイントを見つけてしまいましたよ!。朝から利用してやろうと調べると7:30営業開始とな。ちょっとそれでは、普段使いできんな〜。ただし、新宿西口にもあると分かったので、そちらへも近日中に訪問確実でございましょう。
今日もありがとう!そして本当にごちそうさまでした!。
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