<タルタルソースは魔法のソース!>
トッピングは、一通り食い尽くした感のあるこちら「いぶきうどん」さん。早めの晩御飯で、サクッとおろし醤油うどんでも食おうと立ち寄りましたところ、何と新しいメニューが開発されておりました。その名も「タル鶏天ぶっかけ」。嗚呼、それズルい〜(笑)、タルタルに鶏の天ぷらの組み合わせは、旨いに決まってますやん!。タルタルソースは、明太マヨと同じくらい、何につけても旨くさせる魔法のソースですからね・・・・、もう見た途端にその購入ボタンを押しておりました。独身時代に、よくスーパーの惣菜コーナーで、鶏のタルタルかけってのを買って食ってました。タルタルソースは好きすぎて、よく自分で作っては、酒のアテに舐めてはいたんです。全くアホな生活をしていた反面、とっても自由な食生活をしておりました。今以上に・・・・。
どうも新入りの女性が厨房に入ったようで、この私の一杯も先輩に教わりながらのご提供です。うどんを盛ったら、出汁をかけて、揚げたての鶏天を格好良く載せる。そして、水菜を端に寄せてトッピングしたあと、秘伝のタレ?みたいなソースを軽く鶏天ぷらにかけて・・・・・あとは、コパッっと上から真下にタルタルソースを勢いよく投入して、飾りの薬味柚子を乗せて完成です。とても丁寧さがいいね。達成感あったのか、私のビールの準備が飛んでしまいましたが(笑:いいっていいって〜)。
さてこの一杯。旨そうですやはり・・・。大ぶりな鶏天が3つあるので、まずはそのうち一つをアテにビールを飲みだすこととしましょう。カリカリの衣には、秘伝的なタレがかかっておりますが、これがまたタルタルで感動する序章を盛り上げます。甘辛いソースのようなイメージで、関西人好みの味わい。これだけでも鶏天が最高に思えてきます。
しかし、やはり真打登場のタルタルの魔力は凄いね。マヨネーズの実力に玉ねぎをはじめとするフレッシュトッピングの甘みが旨くて泣ける。甘辛ソースとも相性がよく、ベースのぶっかけ出汁も絡まって、えも言われぬ旨さのカオスが生まれます。タルタルは、鶏天に以外にもうどんにも絡めて食べましょう。一気にサラダうどんのような味風景に変わる一方で、ぶっかけ出汁と混じると、まるでゴマだれのような様相に変化し、それと同じようにコクが深まります。また、うどんとタルタルの合間に、水菜が絡むといい感触になると同時に、清涼感が高まって夏気分を盛り上げます。
また、上振れのように・・・・うどん自体も特別旨く感じたのはたまたま?。茹で上げタイミングがよかったのか、とってもモチモチ感覚が艶かしく、弾力がいつも以上に鮮やか。耳たぶの甘噛みを感じさせるエロいイメージですよ(この時点からサッポロ黒生が回ってきた〜)。
最後は、鶏天を食い切ってしまったから、全くのサラダうどん感覚でフィニッシュ。掟破りなタルタル投入でしたが、味わいもまた掟破りでございました。これは、この夏は何度か食いたいよね〜。いや、参りました。ここにごぼう天なんか追加して、酒のアテに加えたいくらい。家に帰ってから、どこかのうどん酒場で同じようなメニューがないか、探してしまいました。
とにかく一日のいい締めになりまして、ありがとうございます。そして本当にごちそうさまでした!。