うどん啜ってきばります

なんだかんだで・・・うどんを食べてしまうのだ

【今週のうどん45】 おにやんま 新橋店 (東京・新橋) 冷やおろし醤油

 ちょっと外出ついでに軽く腹ごしらえ。新橋とくれば、旨い店が目白押しですが、朝や10時前後とくればとても限られてきます。そんなときは、やっぱり「おにやんま」で饂飩が定番!これを超えるお店がなかなか思いつかない。もっとも、ラーメン気分なときは、「麺屋7.5Hz」へ向かいますが、最近めっきり朝は活動エリアは絞られてきたというか、冒険をしなくなった:笑。しかし、これが飽きないのだわ・・・・。特に今回のような上ブレと何の根拠もなく感じることもあるしね。

 

 

 

【麺:ハードな口当たりとモッチリとしたソフティーなキレがナイス!】

 もう何度も通い食い続けておるこの「おにやんま新橋店」ですが、そういえば醤油おろしを食ってなかった・・・。いやいや、ダイレクトに饂飩を楽しめる醤油ですが、特に今回は上ブレとも思えるほど、またツボに嵌った感じがいたしました。

 

 

 讃岐っぽく、角がとがったような茹で上げと冷水によるしめ。それがピンとエッジが立って部分的に半透明にも思える凛々しさが旨そうです。前歯を押し立てて見た目通りのハードな密度感覚を感じ、本格派なハード感触を楽しむ。そして千切りと奥歯のプレスの段階になって、とてもナチュラルな伸びを感じるようなソフトな感覚に一転する。おお!ハードとソフトが両立するというか・・・・、これぞ「うどん」と感じ入る瞬間です。いつも同じような感覚を味わいますが、今回は特に際立ったという感じ!いやはや〜、これだからやめられません。朝から本格うどんで300円は東京ど真ん中では破格ですし!

 

 

 

【他:出汁よりも醤油のストレートさがとてもよく映える】

 ちゃんとスダチが入っているので、単なる駅そば立ち食いと一線を画する感じですね〜。うどんの地肌にダイレクトに絞り掛けて、まずは1本だけ引きづりだし味わう。そして、ようやく「の」の字を描くように醤油を引く。昔、大阪梅田の「はがくれ」の親父さんに教わったのは、「横一文字だけ、さぁ〜っとかけてや〜」というものだったか、大根おろしがあるぶん、吸い込みで持っていかれそうなので、少し足した感じ。

 

 

 

 一瞬、饂飩の地肌が褐色に変化するが、瞬く間にもとからそのようであったかのように、全体的に行き渡るほんのりベージュな色合い。うっすら醤油をまとっただけでも、麺の味わいが引き立ちますし、前もってかけたスダチとのハーモニーが活きます。やはり、饂飩自体の味わいなら、ぶっかけよりも、醤油で軽くひくだけの方が優れているかもしれまえんな・・・・。

 

 

 いやはや・・・・脱帽なうまさの饂飩。ほぼ毎日食っている週もあるけれど、たまにはレビューして叫びたい。これからも食い続ける。

 

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