「おにやんま」グループにすっかり取り込まれてしまった感があるこのごろです。3店舗しかないのだけど、東京で立食いうどんとくれば、一つ頭でていると思えるのは確実と思っております。いろいろ探せば、広い東京のことだから、良い讃岐うどんを提供する店はそこそこありそうだけど、庶民的に低価格で食える、そして駅から近いとなるとそうはございません。ここ、青物横丁駅を利用するサラリーマンにとっては実に重宝ではないでしょうか。うらやましい・・・・。
【麺:茹でたてヌッチリとした・・・柔らかグミ以上のシルキー弾力感がいい】
意外と時間帯のせいか、空き気味の朝8時過ぎ。先客3名では広すぎる店内。コの字のカウンターメインの構成で各所に入れ放題天かすポットが配置です。あれ?ここではネギ入れ放題は出来ない仕組みなのね・・・・。基本的には店員さんに直接ネギ増減を伝えるシステムのようです。
今回は丁度一次ストックの切れ目ということで、「今から茹でますから少しお時間ください」とのこと。時間に余裕がありますからWelcomeですよ!とは言っても10分も待たされることはなく、適度な待ち時間。茹でたて、しめたての冷やうどんが配膳です。いや〜・・・・全く飽きませんな。前歯を少しでも押したてると、すぐに見合う弾力を感じる。そして香もいいね〜。少し温い温かみが残る方が、風合いが活きます。すべりも、ツルツル感の中にわずかな表面の縦シワが感じ取れますし、ハンドメイド感高まる旨さです。
【汁:冷やしても香る節系の香ばしさ・・・天かす投入の甘さがナイス】
先日、新橋店で温うどん(素うどん)をいただいたが、冷やしの出汁をそのまますくって温めるのね・・・・。温と冷で微妙な調整をしているようにも見えないが。それにしても冷や汁でも、淡い醤油感で透明度かるライトブラウン。節の香りと甘味も透き通り、風合いもしっかりと西日本風です。天かすを加えるとこれまた甘味と旨みが高まる。今回は、スープ表面にスマホカメラのピントをわせることに成功しました。
【具:サクサク衣と汁に浸ったフヤケが交差する旨さ】 そう高級感を求めてはいけないが、気軽さの中にも品質を感じ取れないといけない。まさにその的を射ているというようなブロック鶏肉の天ぷらが大振りで3つ。衣がサクサクなところを、そのまま箸休め的に食うも旨し、自然に汁に浸ってしまったところのフヤケを食っても出汁的に旨し。家庭で簡単にできそうでできないハンドメイド感という感じもして、尚一層うまく感じる。
まあ、これから東京と神奈川を行ったり来たりすることも増えそうだから、朝ならここかな。青物横丁駅には特急が止まることだしね。対抗馬としては、新馬場駅でイレブンフーズ(ラーメン)といったところか。朝でも探せば、どこでもうまいものが食えるものですね〜:笑。
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