今回は、マイホームタウンでお気に入りのもう一店舗をご紹介。それは、「UDON STAND 五頭(GOZU)」さん。こちらは、私が東京に転勤からもどってきて、武蔵野三鷹エリアに住むようになって、しばらく経って開店したところでして、なんだか親近感があるのです。ゆったりとした店の雰囲気で、若い学生から、カップルや家族連れ、オジサンの一人飲みや、OLの遅い一人晩ご飯にいたるまで、幅広い客層にマッチするのが不思議です。今回は、昼間からお酒をいただきつつ、シンプルな味わいでうどん本来ってやつを堪能できる「すだち醤油うどん」をいただいて参りました。
【麺:カタメでモチリとした感覚が、どこかしら優しい。しかし密度感高く本格的な質感】
ここは武蔵野市ということなら「武蔵野うどん」ですが、やはりこの出汁ではなく「醤油でキッパリ食う!しかもすだちと共に!」となると、どことなく讃岐っぽいニュアンスを受け取ってしまいます。予想の通りに実に身のしまった良質な麺ですが、見栄えの角がやや丸いというか、歯応えもそれほど剛麺というほどでもない。しかし、そこがいいのであり、なんとなくロハスな雰囲気を醸し出す店内の雰囲気とマッチすると思います。
なかなか本格的で力強い風合い。とてもシルキーに滑る一方で、ヌチリというかモチリというか・・・・しっかりした弾力がある。そして表面の細かい皺などが、本物と確認できる証拠というか・・・立派な麺と言えましょう。これなら毎日くっても飽きません。
【タレ:醤油自体に鮮度を思わせる爽やかさに、すだちのアクセラレート!が食欲をそそる】
醤油をさらっとかけただけでも相当旨い。その醤油は少し出汁とかエキスがほんのりと香るような色気と旨味を持ち合わせます。そこにすだちを振りかけますから、より爽やかに、よりフレッシュ感が増す醤油といえまます。柑橘のなかでもすだちはやはり、一番うどんに合うな〜。このジリリとした酸味が、食欲をそそる。できることなら、冷蔵庫にいつもストックしておきたい薬味の一つです。
【具他:万能ネギ、大根下ろしも細かいながらも・・・大葉の紫蘇香る雰囲気もすだち醤油に合う!】
大根おろしに少しばかり、生姜の擂り下ろしが混じっていて、ここに醤油が混じるとそれだけでサラサラと食える。そして生醤油と混じり合うと、立派なおろしダレに変化し、うどんに貼り付くという設計。さらに、万能ネギの細かい・・・極めて細かい刻みがいい! さいごに、たった一枚の大葉だが、こいつがあるだけで、混ぜ返したときに紫蘇の風味がふわりと広がり、料亭うどんのような華やかさを演出します。これなら気持ちよく払えるという感じかな。 おっと、忘れそうだった! 今回は休みということもあって昼下がりから、「八海山」をいただきました。一番少ない量をチビチビと。だって・・・仕事持ち帰って来てるからね。自宅にかえってぼちぼちと片付けに入ります。
ともあれ、軽くチャリを駆って食いに行ける距離で、そう混雑することもなく「うどんでお酒をちびり」とできるところがいい。しかも、若いスタフがおりなす、粋な計らい的な店の雰囲気がお気に入り。これは、これからも通いそうであります。
- 出版社/メーカー: 阿南農業協同組合
- メディア: 食品&飲料
- この商品を含むブログを見る
- 出版社/メーカー: 谷内青果株式会社
- メディア: その他
- この商品を含むブログ (1件) を見る
- 出版社/メーカー: さんきん
- メディア: その他
- クリック: 5回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
- 出版社/メーカー: 野田ハニー
- メディア: 食品&飲料
- この商品を含むブログを見る