うどん啜ってきばります

なんだかんだで・・・うどんを食べてしまうのだ

【今週のうどん29】 丸香 (東京・神田神保町) かけ+上天

 外出で神田神保町でランチタイムの自由時間!しかも都合により早めに決着!こうなれば、ランチタイムピークアウトの解放感でもって、日頃スルーしている超行列店へ、今度こそトライです。・・・・と勢いよく向かったものの、この店の行列は衰えをみせまんせんね・・・。しかたなく連結しました。  しかし、思ったほど待たされた苦痛は無かった。というかスルスルと進んでいくからストレスがあまりなしなのには、正直驚きました。うどん屋ってやはり、ラーメン屋より回転が早いと思う。それに加えて、行列途中からタイミングよく注文を取りに来てくれて、厨房に飛ばしますから、座ったらあっという間に配膳という気持ちの良さであります。すごい!製造事業者ならば、この見事なサプライチェーン・マネジメントを見習うべきです。

    

 

・・・などと考えながら、今回は初訪問ということもあって、極めてスタンダードなお勧めメニューを食ってみました。かけ(=冷やかけ)+上天。

 

【麺:自分としてはイメージ通りの讃岐系ハードモッチリ!&ツルツル麺】

 うどんの巻き巻きスタイルは、どうしてこうも美しいのでありましょう!讃岐の隣、阿波の国の渦潮のようでして、その中心部には、青ネギの山盛りが鎮座いたします。さてこの麺ですが、角麺が膨れっ面したような見栄えで、端っこが気持ち透き通っているようにも思える。そんなキラキラした地肌が素敵。

 そして歯応えを試してみるが、実にモチモチの奥に淡くも・・・しっかりしたクッシリしたコシを感じます。噛み千切る瞬間には、伸びすら感じるしなやかさ。うーーん!これこれ!!私が個人的に感じている讃岐の麺!といった感覚で、フィーリングとしてすごくマッチします。すげー、東京のど真ん中で、実に本格的な讃岐うどんではないですか!これは行列が発生するのも分かる気がします。そして、うどんってのはCPの高さがまた唸るしね・・・・。このメニュー構成で、520円なり!満足満足!!

 

 

【汁:冷やしても魚介が香り、薄口醤油の淡いカエシのタッチ感覚がナイス】

 出しは冷やしなのだが、実にこれが淡くもしっかりとした魚介の風味を感じます。全く辛くもないですが、塩気がほんのり。甘い系は魚介の風合いのみというシンプルな構成。この塩加減には、薄口醤油の仄かなバックアップを感じますが、そのバランスの良さは上品。白醤油ってやつか?・・・まったく無知な私だが、醤油も薄口淡麗の逸品のようで、まろやかでありました。すりおろし生姜も尖がった味わいはなく、素直に汁になじんで非常にひっかかりなく、スルスルと飲み干しましたわ・・・・。

 

 

【具:初めて食べた「四国のてんぷら」・・・長〜いカマボコみたいなやつ】

 上天というオーダー名だったが、かまぼこを天ぷらという地方は、西日本には多々ある。私の親の実家もそうでして、昔むかし、天ぷら送るから・・・と小包を受け取りにいくのがとても不思議だったのだが、そういうことなのだ。

 非常に上品な練り物でして、白魚の擂り身感覚を少し残すタイプか・・・。冷えていても魚系練り物の風合いの良さ/味わいが広がります。歯ごたえもクニクニと楽しく、サイズも大きいが、色合いも薄茶か黄色で、上品な感じもするし!120円と考えればおとっ感あるね〜。

    

 

 

というわけで今回、突如思いついて、神田のうどん名店に突撃してみたが・・・・完全にハマってしまった。これは再訪確実であります。次回は何を食おうか・・・・。隣のオジサンの釜玉が異様に旨そう!!決定だね(笑)。

 

 

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