【きつねうどんの発祥?らしいので勉強させてもらいます】
こちらがその発祥とのことを、某SNSで初めて知りまして・・・・今さらながらの勉強させていただきます。いつも夕方の部が早く閉まってしまいますので・・・・個人的にはハードルが高かったのです。割りとガイド本にも紹介されれいるようでして、観光目的の先客が多かったな・・・。「おじやうどん」なる新たなオリジナルうどんが名物らしく、そちらの方が人気が高かったようですが、かなり重そうだったので、個人的体調ゆえ却下。初志貫徹で・・・「きつねうどん」を食するのです。
【結構深い色しているのですね・・・・】
お出汁の見栄えですが、関西の基準を知っているわけでもないですが、京都人のアタクシからすると、想像以上にしっかりしたブラウンでした。濃口、薄口それぞれ半々使ったような醤油感ですね・・・。そしてお出汁感覚は、定番の節系で甘めの関西風出汁ながら、こちらも控えめな感じ・・・。なんとなくですが、キツネ(お揚げ)からにじみ出るのを計算しているかと察しますけどいかが?? 言うまでも無くゴクゴクといける系ですが、味重ねがシンプルで好感がもてる感じです。 なんというか・・・・七味を入れるととたんに山椒の利いた出汁に変化してしまうということなく、あくまですっきり&あっさりな・・・節のお出汁感が崩れないと申しましょうか。ぶれにくいと申しておきます。
【素朴な感じがする・・・・お揚げ】
最近、ふわっとしたお揚げしか食べてない記憶ですが、こちらのお揚げは、割と歯ごたえあり、さすがに昔ながらの感じがしますね・・・・。大きめな一枚なのですが、想像以上にこれまた甘ったるくないです。素朴と感じたのは、丸々一枚載せられていたためか・・・・・・。肉厚そうに見えて、しっかり歯ごたえありですので、小さい丼ながら、食べ応えアリと申せましょう。焼かまぼこのトッピングも最近、出すところも少なくなったし・・・・流石は元祖という感じですね。
総じまして、発祥の店ながら、きつねうどんばかりに頼り切っていないところが、またいいじゃないですか。上述の「おじやうどん」もその一例ですが、他にも「細うどん」、「あんかけうどん」、「カレーうどん」など、関西人のこころをくすぐるようなメニューも豊富ですし・・・・。割りと奥に細長くてそこそこ座席もありますし、いちど関西の麺探訪に候補先としても面白いのではと思います。ということで、合掌!今日も本当にごちそうさまでした。
- ジャンル:うどん
- 住所: 大阪市中央区南船場3-8-1
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- (写真提供:バサラ食い)