うどん啜ってきばります

なんだかんだで・・・うどんを食べてしまうのだ

【今週のうどん13】 うどん屋 きすけ (大阪・豊崎) 生醤油うどん+舞茸てんぷら

豊崎三つ巴点の一角・・・・】

 大阪でうどんを語るとき、「豊崎」は忘れてはならないスポットですね。個人的にファンな「情熱うどん讃州」、「たけうちうどん」と名店が狭いエリアで仲良く競争しています。そして、もう一店がここ「きすけ」です。大阪駅前第三ビル三つ巴と並び、豊崎三つ巴となりまして・・・大阪北区は、実にうどんに飽きないエリアなのです。早めに麺切れになるため、あきらめて最近訪問してなかったため、今回昼間に訪問。しかしすごいことだ・・・・行列は覚悟していたが、店内、行列すべて「カップル」というのは初めてだ!ここ・・・うどん屋でっせ・・・・。なんか最近テレビかタウン誌でイベントあったんやろか・・・。一人汗だくのおっさんが、オタクのごとく写真とかとってまして、逆に自虐的に痛快でしたわ(笑)。カップルで何をたべるか迷うのも楽しいひとときでしょうが、おっさん(アタクシ)は、生醤油一本勝負!それにおまけで舞茸天ぷらもね!

 

 

カップル相手な店とちゃうで!本格派でまいった!】  店内もわりと若者好きしそうな奇麗さなので、デートで使いたくなるのもわかるんです。それに、スタフも若いし清々しいしね。しかし・・・・出てくる一品は、すごく本格派なのでこれまた参るのです・・・。「シルキー&ハード」のバランスが絶妙な麺!それに、奇麗に巻かれたうどんの姿だけでなく、その〆られた温度が、ぴっちりと冷たくて最高に気もちよいのです。舞茸天ぷらのあつさとのGAPでこれまた旨い演出が成立するのです。  うどんの表面は軽く一枚ぬめりがあり、それがよけいにシルキーに感じ、噛み締めるに従い最初は均一な反発感を感じます。しかし、後半に讃岐らしいハードな腰をすこしだけ感じ、あとは粘りつよい延びを感じます。こちらは、生醤油で大根おろしがサービスでつきます。生醤油は出汁を多めに割ったさっぱりタイプ。これと大根おろしと、舞茸天ぷらのころもからでる油の甘みで、サクサク&ジューシーに食せます。  個人的には、讃州とたけうちの間に位置する饂飩のタッチ・・・・。しかし、品質は甲乙つけがたしなハイスペックです。惜しむらくは・・・・・舞茸天ぷらが少しだけあげ過ぎかも。

 

 

 総じまして、やっぱり麺が命というのは当たり前ながら・・・・温度でこんなにもおいしさが違うかと感じる一品。冷たいものは冷たいまま出すということを強くかんじますな・・・。これは、冬の暖かいうどんや、また、揚げ餅入りの饂飩というのも食してみたい気分。これは再訪必須ですな。ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした。

うどん屋 きすけ

食べログ うどん屋 きすけ