【思えば凄い競合同士だった・・・東成きんせいとTKU】
たった数メートルの間で、ラーメン派とうどん派が行列を競ってたランチタイム。東成きんせい(ラーメン)は一旦閉店して、新しい名前で少し離れた場所で、再スタートと聞きますが、こちらTKUさんも、広く麺好きを魅了しつづけたお店であります。日ごろラーメン派なアタクシは、両方の行列を見比べてポツリポツリと・・・入店したことはあったけど、とてもしっかりした歯ごたえの麺とその腹持ちの良さに、幾度助けられたことかと・・・。おそらく一年ぶりになるこちらに、久々に訪問することにしたのは、ここも大阪を代表するうどん店のひとつと確信するからであります。
とは言っても・・・・最近夏ばてで食傷気味です。ここは大人しく精をつけようと「とろろ玉生醤油うどん」とさせていただきます。名物鶏天は、またいずれということで・・・。
【The GOMEN (剛麺)】
アタクシが個人的に勝手に感じる讃岐の冷やしは、こんな感じかな・・・。見栄えは、キレイに渦が整えられてしっとりしていますが、四角い角が残る感じと、その弾力とコシの強さは、まさしく【剛麺】と呼ぶにふさわしいのです。表面は、絹のようなねっとりしなやか・・・・・とはあまり感じず、うどんたる自信に満ち溢れたぷるるん感すら覚えます。
噛むとその弾力で歯が弾むようですよ・・・・。アタクシは、歯のかみ合わせが悪いもので、一口噛んだだけでは完全に千切れず、箸で引っ張りにかかるのですが・・・・・びよーーーん・・・と引き返すかのごとき弾力感がすばらしい!決してゴムではない、なんとも言いゆがない弾力感があります。
そしてスベリは中々良いし、水々しさすら感じます。うどんの親分をところてん突きで細く押し出したかのような角のきっちりさとその光沢。いい感じです。
【とろろがまたええ仕事しとるんです】
すったとろろと、短冊にしたとろろが混ざっております。わさびと生醤油と海苔がありますので、立派なこれは酒の肴です。しかも温玉つきなので・・・・これは旨いに決まっている!生醤油をすーっとたらして・・・ほんの少し雑に混ぜて、いざ実食!ずぼぼぼぼぼぼっぼぼぼぼぼっぶ・・・ぶほっつ・・・と、2〜3本をつまんですすり上げます!超高速に口に入るのもオモロイけど、口にはいったあと、麺のつるつるしこしこ感と、とろろのシャリシャリ感が、よくマッチしておもろいんです!そして噛む内に温玉の黄身と生醤油がぴっちりと収まりますからね・・・・。
総じて、ハードタッチなうどんに酔いしれたいならこちらをお奨めいたします。こちらは、カレーうどんや限定メニューも充実しておりますので、毎週来てもあきないかと思いますし、平日でも開店前は必ず2〜3名待ちがあるのではないでしょうか・・・・。近隣に、「ラーメン人生JET東成店」がOPENするとのことですが、またこれからも、広く麺マニアをひきつけてください。ということで、合掌!今日も本当にごちそうさまでした。
- ジャンル:うどん
- 住所: 大阪市東成区東小橋1-1-4
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- (写真提供:いずのすけ)